インタビュー

INTERVIEW

ワイン・シャンパン販売

副部長

2022年中途入社

ワインとの出会い

若いころから20年ほど、レストランのホールスタッフとして働いていました。そこで大好きなワインについても学び、仕事をしながらソムリエの資格にも挑戦。知れば知るほど奥深いワインの世界に魅了されてゆきました。 そのうちに、せっかく培った知識と経験を、ワインを通して別の角度から役立てられないか、と考えるようになりました。それが現在のワイン販売という仕事につながっていったのです。 そして、婚礼衣装をメインに取り扱っているフォーシスアンドカンパニーが、より多くの方の記念日に彩りを添えたいと手掛けたワイン事業にお声をかけていただき、フォーシスアンドカンパニーの一員となりました。

知識と経験の蓄積こそが自分の武器

現在の仕事は大きく分けるとふたつあります。ひとつは、東京・神楽坂にある「アロムヴェール神楽坂」という店舗で、お客様にワインをお勧め、販売する仕事。もうひとつは当社のワインを扱ってくださる全国の酒販店や飲食店、ホテルなどとお取引をすることです。 当社のワインは８割以上がフランス・ブルゴーニュ地方のもの。ブドウの品種でいえば白ならシャルドネ、赤ならピノノワール。むしろ、これらのワインのすばらしさを伝えたくて始まったような会社です。ここで働くうえで、私の武器になっているのが、20年のサービススタッフ経験で得た知識や情報なのです。

何よりも大切なのは『信頼関係』

お取引先との商談では、実はあまりワインの話はしません。相手もプロですから、ワインの知識は十二分に持ち合わせていらっしゃいます。それよりも、最近の飲食業界の傾向など、貴重な現場の、生の情報を交換するようにしています。そうした踏み込んだ話ができるようになるには、互いの信頼関係が不可欠。互いを信頼するからこそ得られる情報は、この仕事の最大の武器であり、自分自身にとっても宝物です。 店頭でお客様にワインをお勧めするときも、基本は一緒です。初めてのお客様との間に信頼関係を築く時間は短いですが、それでも、ワインを楽しむひとときが最高の時間になるように、精一杯努めます。短い接客時間で、少しでもお客様の情報を集め、お役に立てるためのヒントを探します。相手を知ってはじめて、自分の知識や経験が生かせるのです。どんなに知識や経験があっても、関わる人との信頼関係があって初めて活かせるものなのだと、私は思います。