インタビュー

INTERVIEW

ヘアメイク

副部長

2016年中途入社

その人らしさの頂点を目指すメイクを

最初は美容師として、美容室で働いていましたが、学生の頃からメイクが好きだったこともあり、ヘアメイクの仕事をめざしたい、と現在の仕事に転職しました。当然ですが、ウエディングドレスや和装を着る時のヘアメイクは、普段とは違います。 非日常的な空間と衣装に身を包まれるのですから、ご新婦様はみなさん、期待と不安を抱いていらっしゃいます。今はほとんどの方がヘアメイクリハーサルを行いますので、その機会にご本人の希望や思いをくみ取り、最高にその方らしい輝き方ができるヘアメイクを探れるよう日々取り組んでいます。 髪を整え、メイクアップをし、誰もが笑顔になっていく瞬間がいつも私は嬉しくなります。 普段の自分とは違う姿に変身すること、そのものを楽しんでいただけたらと考えています。

自信を与えてくださった、お客様の一言

印象に残っているお客様はたくさんいらっしゃいますが、忘れられないのが、入社して４年目のころに担当したご新婦様でした。ちょうどコロナが始まったところで、結婚式も延期される方が続出。その方も、ヘアメイクリハーサルは済んでいましたが延期することになりました。しかし、「平山さんのメイクがすごく素敵だから、延期してもぜひ、平山さんに！」とおっしゃってくださったんです。長く間が空いてしまうことになっても「有料でもいいから、もう一度リハーサルからやりたいです！」とも。当日は最高に楽しそうにしてらっしゃいましたし、お式のあとから「あまりにも楽しかったので、後撮りもしたいです！」と再びご指名いただきました。そんなにも気に入っていただけたなんて……と感動しましたし、今につながる自信にもなりました。

結婚式は、その後の人生にも影響する大切な１日

つい先日ヘアメイクリハーサルを担当したご新婦様は、いつも、ご両親の結婚式のときの写真を持ち歩いていらっしゃいました。私も見せていただいたのですが、それはとても素敵なお写真で「両親のようになりたいから、両親と同じ会場で結婚式を挙げることにしたんです」と伺い、そこで私は気づきました。 ウエディングの写真が子どもや孫の代まで、幸せの連鎖を生むんだと、感動したと共に気持ちの引き締まる思いでした。 結婚式のその瞬間はもちろんですが、その後にもつながっていくかけがえのない1日を彩るために、 プロから見た、その方の最大の魅力を引き出せるメイクをしたいと感じた瞬間でした。